こんにちは、みさです。
血液検査では、花粉症のアレルギーはなかったのですが、ここ数日出掛けたからなのか、花粉症の症状が急にどっと出ています(*_*)
免疫がまた暴走したのでしょうか・・・
恐るべし花粉症・・・
突然ですが、皆さんこのマークを見たことがありますか?
「どこかで見たことあるような・・・?」
と思った方は、もしかしたら駅の構内のポスターを見た方が多いのではないかと思います。
「ヘルプマーク」ってなに?
先ほどの画像のマークは、「ヘルプマーク」と言います。
最近、よく様々な駅の構内にポスターが貼られていて、少しずつ知名度が広まっているかと思いますが、まだまだ知らない人のほうが多いと思います。
実は、私も一昨年に知ったばかりです。
このヘルプマークは、
「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からわからなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせる」
ために作られました。
実はこれ、東京都発だそうで、まだ全国には普及していないそうです。
2020年東京オリンピックに向けて、ヘルプマークが全国共通マークとして登録されたようで、これからどんどん普及されるのではないかと思います。
配布地域に関しては、こちらのHPに詳しく載っているので、必要な方はぜひチェックしてみて下さい。
私が初めてヘルプマークを見た場所
初めて私が本物のヘルプマークを見た場所は、勤めていたバイト先のお店でした。
常連さんのカバンを何気なく見たら、ヘルプマークがついており、「あのマークどこかで見かけたような・・・」と考えていたら、駅の構内に貼ってあったポスターを思い出しました。
ヘルプマークを付けていた常連さんは、見た目は健康そうで、「ありがとうございました」とこちらが言うと、いつもにっこりとほほ笑んで軽やかにお店を後にする方でした。
けれど、このマークを付けているということは、何かしら障害や病気を抱えていたのだと思います。
見た目だけで分からない病気や障害を抱えた人がいるんだということを、改めて意識することができた出来事でした。
難病になった私が今思うこと
私自身、「橋本病」という難病を患っています。
この病気もパッと見ただけでは病気だということは分かりません。
しかし、症状としては、「異常な倦怠感」「うつ病のような気分の落ち込み」「動悸・息切れ」など、様々な生活に影響のある症状が出ます。
私も、症状が酷い中仕事をしていた時は、電車の中で立っているのは辛かったので、できるだけ座っていました。
電車が空いている時はいいのですが、満員電車など込み合っている中座っていると、お年寄りなどに遭遇することがあります。
そういった時には、「若いのになんで席を譲らないんだろう」という目線を感じることがあります。(考えすぎということもあるかもしれませんが)
実際に、病気を患っている若い患者さんが「なぜ席を譲らないんだ」と責められたという出来事もあったそうです。
このヘルプマークは、病気や障害で苦しむ人がこういった想いをしないで済むように作られたのだと思います。
ヘルプマークが広まりますように
どうしても、人は見かけで人を判断してしまいがちです。
しかし、どんなに幸せそうに見える人でも、実は壮絶な過去を経験していたり、
どんなに才能があるように見える成功者でも、実は陰で人知れず努力していたりと、
見かけだけでは分からない要素がたくさん組み合わさって、1人の人となるのだと思います。
それと同じように、どんなに健康そうに見える人でも、実は人知れず病気や障害と闘っているかもしれません。
病気や障害が見た目に分からず、周りの人に理解されないことって、病気や障害であることを認めてもらえないように感じてしまい、すごく苦しいです。
そんな苦しみをする人が少しでも少なくなるように、このヘルプマークが広がってほしいです。
ヘルプマークをきっかけに、目に見える部分だけでなくて、その人の裏側も考えられるような人が増えて、優しい世界になったらいいなと思います(^^)
参考HP:ヘルプマーク 東京都福祉保健局