【最終更新:2020/07/16】
こんにちは、みさです。
最近、職場やツイッターなどで、同じ橋本病を患っている人の話をたくさん聞くことができるようになりました。
その中で多くの人に共通するのが、「橋本病が分かるまでに時間がかかった」ということです。
実際、私も橋本病が分かったのは去年の秋ですが、お医者さんからはもっと小さい時からかかっていたのではないかと言われました。
橋本病の自覚症状らしきものが出てきてからも、約3年かかっています。
そこで今日は、橋本病が分かるまでに出ていた原因不明と言われた症状についてお話ししたいと思います。
ここに挙げた症状がすべて橋本病に関係あるわけではありませんが、もしかしたら橋本病を早期発見につながるかもしれないので、参考にしてみて下さい。
原因不明の症状1.湿疹
1番長いお付き合いの原因不明な症状は、湿疹です。これは、小学生の頃から始まっていました。
お風呂から上がると、足や手に湿疹がよく出ていました。
痒いし、毎回のように出るので気になって皮膚科に行ったのですが、「原因不明」。
塗り薬をもらって、良くなったと思っても、またしばらくすると湿疹が出る。
セカンドオピニオン、サードオピニオンと病院を転々とするも、いずれも診断は「原因不明」。
今でも、手に湿疹が出来て、皮がむけたりしますが、どこに行っても原因不明なので、もう諦めています。
原因不明の症状2.倦怠感と気分の落ち込み
大学生になって、やりたいこともやらなきゃいけないこともたくさんあって忙しい毎日を送っていました。
なので、多少の疲れが溜まるのは当然だと思うのですが、私の場合、年に2回ほど1度座ったら立ち上がれないくらい疲れる時期がありました。
元々、貧血持ちだったので、そういう症状が出ると、内科に行って血液検査して、貧血の数値を確認、薬をもらうということを繰り返していました。
しかし、大学2年生の頃、同じように内科で血液検査をするも貧血の数値は正常。
血液検査の結果、健康体だと言われました。
その時も、倦怠感が酷く、友達との約束もキャンセルしたり、気分の落ち込みもあり常にネガティブな気持ちになっていました。
なのに血液検査は正常。
内科のお医者さんにも、
「もしかしたらうつとかの可能性もあるから他の病院に行ってみてもいいかも」
と言われました。
その後、心療内科に行きましたが、そこでも特に原因は明言されませんでした。
原因不明の症状3.胸の痛み
大学生の頃、通学の電車の中で寝ていたり同じ姿勢で座っていると胸が痛く感じるようになりました。
最初は「痛いけどまあ治るだろう」と思っていたのですが、症状は無くなるどころか酷くなる一方。
酷い時は、痛みが急に襲ってきて、「うっ!」とうずくまってしまうほどでした。
さすがに、怖くなったので整形外科に行ったのですがここでもやっぱり「原因不明」。
この頃は、気分の落ち込みもあり、
「こんなに痛いのに原因不明って私が大袈裟なのかな?こんなに辛いのに気のせいなのかな?」
と思って気が滅入ってしまい、病院の後、トイレの個室で号泣しました。
たぶん、もうこの時には橋本病にかかっていたのだと思います。
でも、甲状腺の病気なんて知らなかったし、ましてや自分がかかっているなんて思いもしませんでした。
もう心も身体もボロボロだったので、その後すぐに心療内科に行ったのですが、そこでも抗不安薬を処方され、「不安になった時に飲んで」と言われただけでした。
原因不明で自分を責め続けた日々
病気の症状はもちろん辛かったのですが、なにより病気が分かるまで、辛い症状がすべて「原因不明」で片付けられてしまっていたことが本当に辛かったです。
「こんなに辛いのに、原因不明ってことは、私が大袈裟なのかな・・・」と考えて、自分を責めていました。
今も、原因不明の症状に悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思いますが、私はどんな症状にも必ず原因はあると思います。
橋本病のように、見た目には分かりづらく、詳しい血液検査をするまで病気だと分からないものもたくさんあります。
もし、倦怠感やうつ症状などで悩んでいるけど、原因不明と言われ続けて悩んでいる方は、橋本病の血液検査をしてみて下さい。
私のように原因不明で苦しむ方が少しでも少なくなりますように・・・