僕は橋本と旅に出る

僕は橋本と旅に出る

~旅を夢見る橋本病患者の闘病日記~

心療内科に行ってきました。(レクサプロ断薬に成功しました)

こんにちは、みさです。

 

 

今日はついに、心療内科最後の通院となりました。

 

記念に、今までの通院記録を「心療内科通院記録」のカテゴリーでまとめました。 

1つ1つ頑張ってカテゴライズし直したので、よかったら覗いてみてください! 

 

 

いやー、長かった。

うつ症状が出て始めたのが、約3年前。

去年の秋に行った心療内科で橋本病が分かり、うつ症状もあったため、そのまま途中1度病院を変えたりしながら1年通いました。

 

たった1年。たった3年。

でも私にとっては、永遠に続くんじゃないかと思うくらい長い時間でした。

 

 

 

最後の診察

お医者さん「その後気分の落ち込みとかありました?」

私「特にないです」

お医者さん「睡眠はどれくらい取れてますか?」

私「9時間ぐらいです」

お医者さん「(笑)」

 

みたいないつものやり取りを繰り広げ、

お医者さん「特に問題はなさそうな感じですね」

と言われました。

 

ああ、ついに終わるんだ・・・とすでに感傷に浸っていたら、

お医者さん「では次回の診察は・・・」

私(え!?まだ続くんですかい!?)

お医者さん「2か月後くらいにまた来てもらってもいいですし、もし心配なさそうならこれで終わりということで」

私「大丈夫です!!」

 

フェイントをかけられながらも、力強く返事をして(というより宣言して)、通院終了が決定しました。

 

 

お医者さん「症状がまた出るとしたら、時間が経ってからなので、またうつ症状が出たら残ってる薬を飲むなり、病院に来るなりしてくださいね。」

というアドバイスを最後にもらい、「ありがとうございました」とお辞儀をして部屋を後にしました。

 

 

 

本当にトンネルを脱出できた

うつ症状が出始めてから約3年、私にとってはこの3年間はものすごく長かったし、永遠に続くと思っていました。

 

1番うつ症状が酷かった時は、希死念慮のせいでいつ死んでしまうか分からない恐怖と向き合い、眠ろうとしても悪夢を見たり中途覚醒が酷くて天井をぼーっと眺める日々が続いたり。

 

本当に、暗いトンネルに迷い込んでしまい、一生出られないのではないかと思っていました。

 

「今は辛いと思うけど、必ず良くなる日がくる」

という、うつ病に対するネットや本のアドバイスを見ても、「どうせ私は良くなるわけがない」としか思えませんでした。

 

でもそんな私にも、ちゃんと出口が見えました。

 

 

うつ症状は橋本病の症状の1つでもあるので、またいつ現れてもおかしくありません。

 

それでも、1度出口があることを知ったから、「絶対治らない」とは思わずに細々と生き抜けるんじゃないかなと思っています。

 

 

「うつは甘えだ」

未だにこういうことを言う人がいるくらい、うつは理解が難しい病気です。

 

自分がなっていなかったら、私もこの病気のことを心から理解することは出来なかったと思います。

 

この病気になったからこそ、同じように苦しんでいる人に寄り添うことが出来るようになった。

代償は大きすぎるけど、病気になったからこそ身に付いたこともあるなあなんて、今だから思えるようになりました。

 

 

大丈夫、きっと出口はやってくる

 

 

綺麗ごとに聞こえると思います。

それでも、心の片隅にこのことを置いておいてください。

 

 

「夜明けの来ない夜はない」この言葉をやっと、受け入れられるようになった私からのお願いです。

 

 

ニューカレドニアの海

ニューカレドニアにて】

 


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