こんにちは、みさです。
先日、久しぶりに夜から出かけたのですが、移動しているだけで疲れてしまい、「薬は朝に飲むから、夜はもう薬の効果も薄れているのかな・・・?」なんて考えました(^-^;
そんな簡単に効果がなくなったりはしないと思うので、気持ちの問題だと思うのですが、体力の少なさにちょっとしょんぼりしました。
さて今日は、以前の記事でお話しした、弾丸沖縄傷心旅行のお話をしたいと思います。
ikiterudakede-marumouke.hatenablog.com
橋本病の症状だと思われる、「うつ状態」が酷かった時に、ふときれいな海が見たくなり、思い立った日から1週間後にフライトという弾丸沖縄旅行をしました。
この時の精神状態から、両親は自殺しに行くんじゃないかと気が気でなかったそうです(笑)
弾丸沖縄旅行の行き先は、石垣島&竹富島
「きれいな海が見たい」と思って、まっさきに思い付いたのが沖縄でした。
沖縄本島は行ったことがあったので、どうせなら行ったことがないところに行きたいと思い、石垣島と竹富島に行くことにしました。
思い立ったら即行動派の私が、あの精神状態の中復活したのは、きっと旅人DNAが目を覚ましたからでしょうね(笑)
この時の精神状態
一番酷い状態の時に比べると、徐々に身体のだるさも薄らいできて、気持ちも落ち着いてきてはいました。
それでも、当時のTwitterの裏垢(ネガティブな気持ちを吐き出すために作った)を見ると、
「今日こそはぐっすり眠れますように。そして明日を乗り切れますように。」
「死にたいって思うことも何度かあったけど、そんな勇気がないから死ねないのが唯一の救いなのかもしれない」
「どうなっちゃうんだろうこわいこわい涙が止まらない」
などなど、ネガティブすぎる言葉が並んでいました。
元気になった今見返すと、重すぎて胸が苦しいですね・・・がっつり病んでますね・・・
こんな精神状態で、1人石垣島へと旅立ちました。
石垣島1日目
那覇空港で乗り換え、石垣島へ到着してまず向かったのは宿泊先のゲストハウスです。
こんなに気持ちが沈んでるのになんで人と関わることが魅力のゲストハウスに泊ったかというと、たぶん、誰かから人生のアドバイスが欲しかったんだと思います。
慰めてほしいとかそういうんじゃなくて、何か新しい他人からの意見が知りたいという気持ちがあったのだと思います。
今でも、まったくの他人から自分にはない意見が知りたくて、知らない人たちの中に飛び込んだりしています(^^)
これがまた、救われることが多いんですよね。知識って自分を助けるなあと思います。
実際、そこのゲストハウスのオーナーと仲良くなって、ありがたいお言葉を頂いたのですが、それはまた後で。
ゲストハウスに荷物を置いてから、夜ご飯を食べに
キジムナーの台所 | 石垣島、ユーグレナモールにあるカフェ&バー
というお店に行きました。
なんとここでは、ハロウィンで店員さんはみんな仮装中!
「この沈んだ気分で仮装している店員さんに囲まれてご飯・・・」
と心配でしたが、結局私も三角帽子をかぶってご飯を食べました(笑)
店員さんや常連さんとお話ししながら食事をしたのですが、石垣島出身ではないけれど、ここに住むのが夢だったという人や、ここでダイビングをするのが楽しみでしょっちゅう来ているという人など、様々な人のお話を聞くことができました。
帰る頃には、お店に来た時よりも楽しい気分になれました。
これぞ旅の醍醐味ですね。
裏垢にも、
「いろんな人と話して、いろんな生き方があるなーって改めて思ったなあ。
いつどんな風に生きようと自分がいいと思うように生きていきたいなあ。」
とつぶやいていました。
自分の過去のつぶやきなんですけど、今は、「よかったよかった」と母のような気持ちで思い返しています。
よかったよかった。
つづく・・・
1記事でまとめようと思っていたのですが、当時のTwitter裏垢のつぶやきや、うつ状態だった精神状態を振り返りながら書いていると、1つでは終わりませんでした(笑)
よく、「うつ病なのになんで旅行には行けるんだ」という意見を耳にします。
確かに、うつ病で休んでいるのに旅行に行った様子をSNSなどにあげるのはどうかと思いますが、旅行に行くこと自体はいいことだと私は思います。
以前読んだ、オードリーの若林が書いた本に、「ネガティブを潰すのはポジティブじゃない。没頭だ」とかいてありました。
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うつ病の人が、旅に出るのがいいということは、この理由が大きいなと思います。
どうしても、うつ状態にあると誰にも会いたくないので家にこもりがちになるし、やる気も出ないから趣味も何も出来なくなって、ただ死ぬことを考えてしまうという状況になってしまいがちです。
それって、脳が勝手にそうしているだけで、自分じゃどうしようもないことなのですが、旅に出て、新しい環境に没頭することで、少しはうつ状態であることを忘れられるのではないかと思います。
うつになってしまう人は真面目な人が多いので、「旅に出るなんて・・・」と後ろめたさを感じてしまうと思いますが、なにかに没頭するためにも旅に出てほしいです。
中途半端ですが、旅の続きはまた今度・・・