僕は橋本と旅に出る

僕は橋本と旅に出る

~旅を夢見る橋本病患者の闘病日記~

橋本病と診断されて1年が経ちました(症状と気持ちの変化について)

【最終更新:2020/07/17】

 

こんにちは、みさです。

 

私が橋本病と診断されてから、今日で1年経ちました。

 

この1年は、普通の生活を送るために、とにかく底から這いあがってきた1年といった感じでした。

 

橋本病と診断される前は、普通のことができない日々を送り、今を生きることで精一杯でした。

 

今は、将来のことを考える時間が増えたので、大きな進歩だと思います。

まあ、それはそれで悩みは尽きませんが(^-^;

 

それでも、当たり前の生活がどれほど奇跡で尊いか知ることができたという意味では、どん底の日々も無駄じゃなかったなあと今では思えるようになりました。

 

 

今日はせっかくの1年記念日なので、今の気持ちをつらつらと綴ろうと思います。

 

 

 

1年前と今の症状

まずは、1年前の症状を挙げてみます。

・倦怠感

・眠気

・抜け毛

・気分の落ち込み

・無気力

・肌の乾燥

・手の震え

でした。

 

今の症状は、

・(予定が詰まっている時や、気圧の変化が激しい時に)倦怠感

・少し抜け毛

・肌の乾燥

です。

 

まさか、1年でここまで良くなれるとは思っていませんでした。

 

橋本病と診断された時にもらったリーフレットに、

「治療をすれば、普通の人と同じような生活が送れるようになります」

と書いてあり、それを受け取った当時は、

「そんなの絶対ありえない(-_-)」

と思っていたのですが(笑)、1年で本当にほぼ普通の生活が送れるようになりました。

 

まあ、まだだいぶ省エネな生活ではあるので、週5日フルタイムの仕事を始めたらたぶん土日はぐったりだと思いますが(^-^;

 

それでも、「そろそろフルタイムで働こう」と思えているだけでも大きな進歩です。

 

 

「みんな絶対、普通の人と同じような生活を送れる日がくるよ!!!」

なんてことは、私自身、症状が辛くて絶対に治らないと思っていたので、口が裂けても言えませんが(そんなこと言ったら当時の私が飛び蹴りする)、良くなる人もいるんだなあと小さな糧にしてもらえたらと思います。

 

薬が効いてきたなと思ったのは、5か月目くらいからですね。

これもご参考までに。

 

 

 

気持ちの面でも大きく変化した

症状はもちろん、気持ちの面でもこの1年で大きな変化がありました。

 

橋本病になったばかりの頃は、無気力で本も読めない映画も観られない、ただひたすらぼーっとしていました。それか寝てるか。

 

それゆえ、気持ちもネガティブで、

「いったいいつまでこの状態が続くのか」

「友達は頑張って働いているのに私は・・・」

など常に暗い気持ちでした。

 

それが今では、将来どういう仕事に就きたいか、どういうところに行きたいかなど、未来のことを考えられるようになりました。

 

 

 

次の1年はどんな1年になるだろう?

なんて、年末みたいな締めになってしまいました(笑)

 

まあ、橋本病と診断された日はこれからの人生でも1つの大切な記念日として扱っていくと思うので、ある意味1つの区切りですね。

 

もちろん橋本病と診断された時は、「この歳で病気を抱えることになってしまった」とか「一生薬を飲み続けなきゃいけないなんて」とか落ち込みもしました。

 

でも、それまでの不調の原因がわかり、的確な治療が始まったことで、また健康な時とは違うステージが始まったような気持ちでいます。

 

「健康な自分はもういないから、病気を抱えながらの人生をどうやって送るか試行錯誤する」

これを次の1年で試していけたらと考えています。

 

失ったものが惜しくなることは、そりゃもちろんしょっちゅうありますが、惜しい惜しいと思っていても戻ってはこないので、気持ちも身体も元気になってきたことだし、次の1歩を踏み出そうと思います。

 

橋本病を抱えながら、私らしい人生を生きるぞ!

 

 

東京都高尾山の頂上からの景色

【東京にて】

 


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