こんにちは、みさです。
先日、片道30分くらいかけて都内に買い物に行きました。
都内なので、人込みもあり疲れて動けなくなるかと思いましたが、翌日も朝からしっかり動けました!!
薬が増えて、増々体調が良くなってきて嬉しい限りです(^^)疲れて動けない時間が減って、1日が無駄なく使えるようになる日も近いかも・・・!
さて、今日は、橋本病になってから、1人暮らしをしていて辛かったことについてお話ししたいと思います。
1.家事をする元気がない
1人暮らし始めて最初の方は、まだ橋本病の症状は出ておらず元気だったので、
・掃除は週に1回
・ご飯は週末に1週間分の作り置き
・毎日お弁当持参
・洗濯は週に2回
という生活をしていました。
しかし、橋本病の症状が出るようになってからは、
・床掃除のみ2週間に1回
・ご飯はインスタント、あるいはカップスープのみ
・毎日お弁当を買う
・洗濯は着るものが無くなってから
という生活になりました。
平日は、ただでさえも仕事で精一杯体力を使っているので、家に帰ってからはご飯をお腹に入れて、寝る。これだけの体力しか残っていませんでした。
そのため、シャワーを浴びるのも2日に1回。
部屋は抜け毛で大変なことになるので2週間に1回クイックルワイパーでお掃除しますが、トイレ掃除とお風呂掃除までする元気はなく、赤カビの生えたバスタブでシャワーを浴びていました。
土日も平日の疲れが取れず、寝たきりが多かったので、病院に行くことと、買い物で精一杯でした。
2.朝起きられないから、ゴミ収集の時間に間に合わない
橋本病だと分かる前から、朝起きあがれない時間が少しずつ延びていました。
10分だったのが20分、30分になり、最終的には午前中いっぱいになってしまいました。
身体(特に胸の辺り)が重たく、起き上がろうとしても簡単には起き上がれませんでした。
そのため、朝のゴミ収集の時間に起き上がることができず、部屋にゴミがどんどん溜まっていってしまいました。
私の住んでいる地域はゴミ収集の時間が8時でした。毎日目覚まし時計は7:30にかけていたのですが、たとえ目は7:30に覚めたとしても、起き上がることができないので、8時にゴミを捨てることはできませんでした。
ゴミが溜まってしまい、そろそろ捨てなければと思った時には、目覚まし時計を6時にセットして、這うように8時に頑張って起き上がってゴミを捨てていました。
あのまま1人暮らしを続けていたら、ゴミ屋敷になるのも時間の問題だったと思います。
3. 孤独
1人暮らしで風邪をひいたときって普段より孤独を感じますよね。
橋本病の時は本当にこの孤独を強く感じて辛かったです。
橋本病の症状の1つに「うつ症状」があります。
これが孤独を強く感じる原因の1つだったと思います。
うつ状態にあると、どう頑張ってもネガティブな考えしか思い浮かびません。
寝たきりでなんにもやる気が出ず、読書さえもできなかった時は、
「私が生きている意味って何だろう」
と考えて、1人、静かに涙を流していました。
あの精神状態で1人で暮らすのはかなり危険だと思いました。
ただでさえも気分が落ち込んでいるのに、家事が出来ない自分にヘコみ、
「私は何もできないダメなやつだ」
と、さらに落ち込んでいました。
私は幸い、母がこまめに連絡をしてくれていたので、孤独を言葉にして話すことで発散していましたが、もし発散できずにいたら、どんどん気持ちが沈み、「私なんている意味がない」と思って社会とのつながりを絶っていたかもしれません。
生きてるだけでえらい
1人暮らしの中、橋本病の症状で苦しい思いをしていた時、
「今日1日過ごしただけでえらいよ。辛い思いしているのに1人で耐えてるのはすごいよ。」
と、母によく電話やLINEで言ってもらっていました。
その当時はネガティブな考えしかできないので、
「全然えらくないよ。私なんて・・・」
としか思えませんでしたが、今考えるとこの言葉に救われていたなと思います。
橋本病ってだけで、生きてるのもしんどい、それなのに生活をして生きている。
それだけで十分だと思います。
頑張る必要もないし、ダメな自分だって病気なんだから、身体が、心が辛いんだから仕方がない。
生きてるだけでえらい。
この言葉を弱音を吐くたびに送ってくれた母には、感謝してもしきれません。
今、辛い思いをしている誰かにも届きますように。