僕は橋本と旅に出る

僕は橋本と旅に出る

~旅を夢見る橋本病患者の闘病日記~

橋本病が分かるまで②~疲労感が当たり前だった新卒時代~

こんにちは、みさです。

 

前回に続き、橋本病が分かるまでのこと(就職してから)についてお話します。

前回の記事はこちら ↓ 

ikiterudakede-marumouke.hatenablog.com

 

 

 

就職

前回お話ししたように就活ハイで、就職活動はうまくいき、希望していた会社に就職することができました。

 

初めての一人暮らしも始まり、環境がガラッと変わりましたが、GWに実家に帰った時には、「仕事も一人暮らしも楽しい!!」と話していたのを覚えています。

 

 

しかし、6月頃に大学生から酷くなっていた肩こりと腰痛が悪化し、新卒1年目ながらマッサージに通い始めました。身体のメンテナンスへのお金のかけ方だけはベテラン社員のようでした(笑)

 

普通のマッサージでは効かず、いくつかマッサージ店を転々としました。その結果、整体に行きつき、そのおかげで肩こりと腰痛は楽になりました。骨が曲がっていたようで、初めての施術後は息がとても吸いやすかったのを覚えています( ˘ ˘ )

 

 

肩こり腰痛も解決し、身体の調子も上向くだろうと思っていたのですが、なかなか疲れは取れませんでした。

「まあ、新入社員なんて疲れるのが当たり前だろうし、みんなこんなもんでしょ」と思っていました。

 

それでも、だんだんと土日はほとんど家で寝て過ごすようになり、朝も30分はベットから起き上がれないようになってきました。

また、仕事でつまらないミスも増え、言われたことをすぐに忘れてしまったりなかなか覚えられないことが目立つようになりました。

 

 

身体は疲れが取れず、ミスも増えて思うように仕事ができなくなったストレスから、気持ちも落ち込みやすくなり、秋頃には心療内科を受診しました。

 

 

 

橋本病の発覚

お金はかかるので悩みましたが、何かきっと身体の方にも問題があると思っていたので、詳細な血液検査を行っている心療内科を受診しました。

 

血液検査の結果、甲状腺機能低下症ということが分かりました。

また、セロトニン検査の結果、うつ病一歩手前のうつ状態であることも分かりました。

 

 

「今までの辛さは病気のせいだったんだ」

やっと今までの不調の原因が分かって、病院から帰ってきてから号泣しました。

 

 

甲状腺の精密検査を受けるように言われ、2週間後に甲状腺のエコー検査と改めて血液検査を行いました。

 

その結果、橋本病(慢性甲状腺炎)による甲状腺機能低下症であるという診断になりました。

 

エコー検査の時には「朝起きるの辛いでしょ」「小さい頃から疲れやすかったでしょ」と先生に言われ、今までの様々な不調が病気と繋がりました。

病気ということはショックではありましたが、やっと、やっっと明確な原因が分かり効果的な治療法が分かったことが本当に嬉しかったです。

 

 

 

まとめ

大学生の時から症状が出ていたとすると、橋本病が分かるまで、私の場合約3年かかったことになります。

原因不明の不調に悩んでいる方はたくさんいると思います。

私も、「ただの疲れ」「うつ」と思い心療内科やカウンセリング、整体などいろいろ試してみましたが、疲れはとれず気分は落ち込む一方・・・

辛い日々が続きましたが、投薬治療をしている今は解決策が分かったこともあり、前向きに、そして自分を責めすぎず無理をしない毎日を過ごすことができています。

 

これを読んでくださっている皆様も、どうか自分を責めないでください。

「疲れや休みは甘え」だと思わないでください。

 

他人のことを優しく思うのと同じように、自分にも優しく思えるようになりたいなと思う今日この頃です(^^)

 

台湾淡水の夕日

【台湾にて】

 


にほんブログ村

 


にほんブログ村

 


人気ブログランキング