こんにちは、みさです。
今日は、前回の続きをお話ししたいと思います。
2700文字の超大作になってしまいましたが、よろしければお付き合いください!
前回のお話はこちら
ikiterudakede-marumouke.hatenablog.com
石垣島2日目は、旅の醍醐味を凝縮したような1日でした。
醍醐味その1 珍しい出会い
猫がたくさんいる島があるとゲストハウスのオーナーに教えてもらったので、さっそく橋を渡って向かうことにしました。
実は私、カラスになめられているんですよね。
どんなカミングアウトだって感じですけど。
石垣島のカラスにも見事になめられて、橋を渡っている間、カアカアと鳴きながら付きまとわれました。
カラスが付いてくるのが怖くて、島に渡れずにいたのですが、そこにちょうど良く、島に向かうおじさんとすれ違いました。
「このおじさんに隠れながらだったら、カラスになめられないで済むかもしれない・・・!」
と思ったので、「おはようございます!」とおじさんに話しかけて、そのまま一緒に島に行きました。
そしたらなんとそのおじさん、ただのおじさんじゃなくて、海上自衛隊の方で通勤途中だったのです!
そのまま最近の海事情を聞きながら、無事猫のいる島にたどり着くことができました。
あの時のおじさん、ありがとう。
普通の生活をしていたら、海上自衛隊の方に会うことはなかなかないと思うので、こういう出会いも旅の醍醐味だなあと思います。
醍醐味その2 突然の名言
猫の島に着いたら、ちょうどゲストハウスのオーナーが猫に餌をやりに車で来ていたのと遭遇したので、一緒に猫に餌をあげました。
餌をあげ、のんびりした後、そのまま車に乗せてもらい、石垣島のコンビニ、ココストアでタコライスを買ってもらい、「エメラルドの海を見る展望台」に連れて行ってもらいました。
名前の通り、エメラルドの海が一面に広がります。
ここで、タコライスを食べながら、オーナーと深イイお話をしました。
その中で、
「自分の好きなことをやって、好きなように生きればいい」
との名言を頂きました。
それを実践している人から言われたこそ、深く心に沁みました。
旅の間に出会った見知らぬ人から言われた言葉って、意外と心にずっと残っていたりしますよね。
こういう何気なく出会った言葉に救われたりするので、大切に覚えておきたいものです。
醍醐味その3 果敢なチャレンジ
オーナーに川平湾に行きたいと言ったら、
「ヒッチハイクやってみなよ!」
って言われ、やってみることにしました。
いらないダンボールをもらい、一緒に文字を塗りつぶすのも手伝ってもらい、完成!
これを持って、大きめの道路でヒッチハイクを始めました。
開始10分・・・
全然止まる気配がありません(T_T)
しかも、すれ違うトラックの運転手さん達が、「あっち!あっち!」と違う方角を指していたので、やるべき場所を間違えたのかもしれません・・・
しかし!開始15分で、1台の車が止まりました!!!
「やった!乗せてもらえる!!」と思って、
「いいんですか?!」と車のドアを開け、運転手さんに尋ねたら、
「え・・・?あの・・・ちょっと・・・すみません!」
ブーン
結局あれはなんだったのでしょう。
こうして、初めてのヒッチハイクは失敗に終わりました(笑)
こんな果敢なチャレンジが出来るのも、非日常感でハイになっていたからかなと思います(^-^;
醍醐味その4 運命の出会い(?)
ヒッチハイクを諦めて、バスで川平湾まで向かいました。
エメラルドグリーン!!!
天気はあいにく曇りでしたが、それでもめちゃめちゃ綺麗でした。
「もう思い残すことはない・・・」
そう思って、バス停に向かうと、
「・・・次のバスは2時間後?!」
ちゃんと確認するべきでした。
バスが来るまで仕方なく、近くの居酒屋で時間を潰しました。
仕方なく入ったのですが、この海鮮丼めちゃめちゃおいしかったです。
味屋じんべいというお店です。
どれも新鮮なので、魚の生臭さが苦手な人にもおすすめです。
お腹も心も満足して、バス停でゲストハウスに帰るためのバスを待ちました。
しかし、待てども待てどもバスが来ない・・・!
どんどんバス停は暗くなり、周りに人はおらず、居るのはヤドカリと虫だけ・・・
一緒にバスを待ったヤドカリ。
フラッシュを使っているので明るいですが、実際は真っ暗です。
予定時間を30分過ぎてもバスが来なくて、心細すぎて泣きたくなりました。
「今日はこのままここで野宿か・・・」
と諦めていたら、やっとバスが!!!
「遅くなってすみません!」
と言って迎えに来てくれた運転手さんが、白馬の王子様に見えました(笑)
「やっと帰れる」と安心して、誰もいないバスの中、後ろの方の席に乗り込むと、
「もしかしてお客さん、昼間ヒッチハイクしてました?」
と、バスのアナウンスを使って(!)、運転手さんに話しかけられました!
「そうです!!」
と言って、運転手さんの近くに座り直し、理由を聞くと、
なんと昼間、ヒッチハイクをしている姿を見かけたというのです!
めっちゃ恥ずかしかったのですが(笑)、その運命的な出会いなおしに感動して、ゲストハウスに着くまでずっとおしゃべりをしました。
私が降りるまで、ずっと運転手さんと2人きりだったので、星を見るためにヘッドライトを一時的に消してくれたり、おすすめのお店を教えてもらったりと楽しい時間を過ごしました(*^^*)
こんな運命的(?)な出会いはなかなかないので、つい盛り上がって長々と書いてしまいました(^-^;
こんなドラマチックな出会いも旅の魅力の1つですね!
THE END
ここまですべて読んで下さった方、長々とお付き合い頂きありがとうございました!
タイトルは【うつ状態で旅にでた】ですが、part2に関しては、鬱々要素は全く出ていません。
実際、最初の方はやっぱり気持ちも沈んでしまうことが多かったのですが、最後の方は、旅をするのに没頭していたので、暗い気持ちになることは少なかったです。
非日常に没頭することって、落ち込んでいる人にとって、とても大切なことだと思います。
旅に限らず、映画や読書、音楽などでもいいです。
最初は、映画や読書を楽しむ気力も体力もないので辛いですが、徐々に「やってみようかな」と思えるようになります。
そうなったら、ぜひ、後ろめたいと思わずに、そういった非日常に没頭してみて下さい。
そうすることで、救われる言葉や人に出会うかもしれませんし、没頭することで、悩んだり考えたりする時間を減らすことができます。
私も、落ち込んだ時には悩むよりも没頭するように心がけたいと思います(^^)
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